同好会情報:俳句サロン「道草」(俳句)


会員近影 浜離宮・浅草を巡る吟行ツアーにて(H30.11.21)
 俳句サロン「道草」も、お蔭様で9年目に入りました。

 俳句サロン「道草」は、住田先生はじめ会員一同が毎月第三水曜日に元気に集い、楽しく俳句を作っています。教室はいつもの人形町区民館です。11名のメンバーで俳句研鑽に努めており、仲間の増えることを全員で期待しています。
 新しい仲間と一緒に、日本の「四季の移ろい」や古来から伝わる日本文化を学びましょう。そして、日々の生活の「新しみ」「面白み」を、17音に表現しましょう。ご一緒に楽しい時間を過ごすことが出来れば嬉しいです。
 入会されて最初に授業に参加して下されば、一気にこの雰囲気が理解されることを確信しております。あと5名ほどの新会員が増えることを期待しております。最下段の「同好会情報」にあります連絡先、もしくは県人会事務局に、お気軽にご連絡下さい。お待ちしています。

同好会からのお知らせ

2020/6/30:第105回 俳句サロン「道草」開催しました
 第105回 ふるさとひょうご俳句サロン「道草」開催(通信句会2)

 6月に入っても新型コロナウイルス禍の蔓延は、依然として収まることなく、第一波が収まっていたと言われる中国、韓国も、次の第二波が襲って来ていると、マスコミの話題になっています。まだ正確に掴めていないこのウイルスは、本当に執拗です。腹を括って対処しなければなりません。人形町区民館も未だ閉鎖状態で、中央区のHPを毎日のように見ていますが、やっと8月の利用から受け付けるとのお知らせが出ました。7月1日に8月の予約申し込みを申し込むことにします(8月19日を申し込む予定)。

 住田先生にお願い致しまして、6月も俳句サロン「道草」は、二回目の通信句会にしていただきました。6月10日(水)、住田先生に6月句会の兼題を提示していただき、皆さんには詠んだ句を6月15日(月)までに、住田先生に提出していただきました。
 今回の通信句会に参加して下さったのは、太田一光さん、君塚明峰さん、木村栄女さん、久保竹里さん、坂上まさあきさん、伊達瀬音さん、田中空雅さん、本間傘吉さん、白然の9名でした。原晶如さんはご都合で退会され、大西六訥さんは体調不良で不参加になりました。

 今回、住田先生が提示して下さった兼題と、皆さんが詠まれ、選句されて、天賞句、並びに最多得票賞(☆印)句の栄に輝いた方々は、次の通りです。

兼題1.「梅雨入(ついり)」又は「梅雨(つゆ)」
◎『畔なべて梅雨にも時の花在りし』 まさあき      ☆5
◎『梅雨晴の谷戸に尼僧のうしろ影』 傘吉       ☆5

兼題2.「夏座布団(なつざぶとん)」
◎『夏座布団坐り直して指す一手』 傘吉       天2
◎『少年も膝を正して夏座布団』 明峰        天1☆6
◎『旅の酒夏座布団にかく胡坐』 白然        天1

自由題 「当季雑詠の自由題(夏)」
◎『峠越え日陰に著莪や過疎の村』 栄女      天3☆6
◎『軽鴨の身の丈ごとの波の紋』 まさあき      天1☆6
◎『柿の花つま弾く琵琶の音空にきく』 空雅     天1
◎『舞ふ鳶の悠然として梅雨晴れ間』 白然     天1☆6
   (道人の一句)
  夏座布団勧められつつ退散す 住田道人

兼題1.では、天賞に選句された句はなく、まさあきさんの句「畔なべて梅雨にも時の花在りし」が、高得票を集めて最多得票賞(☆印)を獲得されました。この句は「梅雨時とは言え、畔には自然が与えた梅雨時ならではの花が、随所に咲いているよ」という解釈でよろしいでしょうか。「時の花」という表現が、殊に選者の琴線を揺すぶったのではないでしょうか。もう一句、傘吉さんの句「梅雨晴の谷戸に尼僧のうしろ影」も、最多得票賞(☆印)句に輝きました。中七、下五の「谷戸に尼僧のうしろ影」は、場面としては出来すぎかも知れませんが、金沢文庫「称名寺」の谷戸を想像しました。選外でしたが、明峰さんの句「独り者今日は何する梅雨の朝」も、票を集めました。

兼題2.では、傘吉さんの句「夏座布団坐り直して指す一手」が、天賞二つを獲得しました。折も折、将棋の若き天才、藤井聡太七段が大活躍中です。選者には藤井七段の静かな勇姿が瞼に映じたと思われます。次に明峰さんの句「少年も膝を正して夏蒲団」が、天賞一つと最多得票賞(☆印)を獲得されました。こちらの句の少年もまた、戦いが始まる前の藤井聡太七段でしょうか。それとも、まさに小学生たる幼い少年の緊張した正座姿でしょうか。白然の句「旅の酒夏座布団にかく胡坐」も、天賞一つをいただきました。旅の酒座での解放感、くつろぎを表現しました。選外でしたが、栄女さんの句「焼香の残り香清し夏座布団」が、高得票を獲得しました。厳粛なる焼香の場の夏座布団の清々しさが、選者の共感を得たのだと思います。

 自由題では、今月もまた栄女さんの句が、天賞三つと最多得票賞(☆印)を獲得されました。お見事です。句は「峠越え日陰に著莪や過疎の村」です。峠を越えてこの村に入る手前の日陰で、著莪の花の一群を見つける。そして今から入っていく村を思う。過疎化していく村の寂しさと著莪の花・・・。秀句は「季語の本意が活きている」と、よく言われますが、この句を言うのでしょう。
 次はまさあきさんの句「軽鴨の身の丈ごとの波の紋」が、天賞一つと最多得票賞(☆印)を獲得されました。ちょうど鴨が子鴨を連れて池や川に居る季節です。行進する鴨が残していく波紋の大きさに注目されたとは・・・微笑ましい光景ですね。家族の温もりを感じます。
 次に、空雅さんの句「柿の花つま弾く琵琶の音空にきく」が、天賞一つを獲得しました。虚ろに琵琶の音を聞きながら、地味な柿の花に着目をされて、今回から提出するようになった天賞句の感想として、まさあきさんが仰るように、これまで触れ合った方々の来し方、行く末を思う。良いひとときを過ごされました。もう一つ、白然の句「舞ふ鳶の悠然として梅雨晴れ間」が、天賞一つと最多得票賞(☆印)をいただきました。梅雨に入って間のない日の公園、この朝は晴れた空での悠然たる鳶の舞いでした。選外でしたが、この自由題でも明峰さんの句「夏兆すシャツの釦をふたつ開け」が、高得票でした。中七で「シャツの釦」を採り上げ、読者を「おやっ」と思わせて、下五で「ふたつ開け」と、日頃の「ひとつ」ではない「ふたつ」」と数を増し、いつもより暑いことを、読者に知らしめる見事な表現です。好いですね。

 これからしばらく湿気の多い日が続きますが、皆さんには健康に留意されて、元気に過ごされますよう祈念申し上げます。7月はもう一回、三度目の「通信句会」になると思われます。住田先生、よろしくお願い申し上げます。皆さん頑張りましょう。 (白然記)
                                    

同好会情報

代表者氏名:芦尾 芳司(東京兵庫県人会顧問)
メールアドレス:ashio.yo@diary.ocn.ne.jp
電話番号:045-892-0438
FAX:045-892-0438
会からのメッセージ:【住田先生のご紹介】
 住田道男さんは「元気に百歳」クラブの俳句サロン「道草」を主宰されていて、初心者に俳句を解りやすく指導され、参加者から喜ばれております。
 また似顔絵を得意とされる人気者の明るい先生です。
 NHK全国俳句大会に二年連続して入選されておられ、今なお俳句の奥の深さを研究されています。
活動状況案内:○スケジュール 毎月第三水曜日 13:30〜16:30

○講   師 住田道男 先生
○場   所 中央区集会場(主として人形町区民館)
○費   用 
(1)入会金  2,000円
(2)月謝   1,000円/月
(3)講師謝礼 1,000円/年2回(7月、12月)

○持 参 品 毎回筆記用具はご持参ください
○募集会員数 20名程度
入会のお誘い(WORD):入会のお誘い(WORD)のダウンロード

執務をされる住田先生(H30.9.19)

作句発表の様子です。

住田先生の講評時間です。

坂上まさあきさんへ皆勤賞を贈呈(H29.3.15)

居酒屋浜町亭での二次会にて。(H30.9.19)

俳句上達と健康を祈願した区民館近くの水天宮様

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