同好会情報:俳句サロン「道草」(俳句)


第八回開催(H24.2.23)の様子
 俳句サロン「道草」も、お蔭様で9年目に入りました。

 俳句サロン「道草」は、住田先生はじめ会員一同が毎月第三水曜日に元気に集い、楽しく俳句を作っています。教室はいつもの人形町区民館です。11名のメンバーで俳句研鑽に努めており、仲間の増えることを全員で期待しています。
 新しい仲間と一緒に、日本の「四季の移ろい」や古来から伝わる日本文化を学びましょう。そして、日々の生活の「新しみ」「面白み」を、17音に表現しましょう。ご一緒に楽しい時間を過ごすことが出来れば嬉しいです。
 入会されて最初に授業に参加して下されば、一気にこの雰囲気が理解されることを確信しております。あと5名ほどの新会員が増えることを期待しております。最下段の「同好会情報」にあります連絡先、もしくは県人会事務局に、お気軽にご連絡下さい。お待ちしています。

同好会からのお知らせ

2019/5/20:第94回 俳句サロン「道草」を開催しました
 令和1年5月15日(水)、雨が降るかも知れないという気象情報が外れて、地下鉄の人形町駅を大通り交差点まで上がってきたら、陽が燦々とふり注ぎ、爽やかな風を受けながら、街を行く人は服装も夏そのものでした。令和初の句会「道草」開催です。
 本日のご出席は、大西六訥さん、君塚明峰さん、久保竹里さん、坂上まさあきさん、伊達瀬音さん、原晶如さん、本間傘吉さん、白然の8名。ご都合が悪く欠席されたのは、太田一光さん、木村栄女さん、田中空雅さんのお三方、一光さんと栄女さんが投句で参加をして下さいました。そして、そして今日もまた、明峰さんは1時間以上も並んで下さって、私たちのために、草月庵の銘菓「黒松」を買って来て下さいました。いつも、いつも本当に有難うございます。

 住田先生の冒頭のお話は、今秋に開催する吟行のことでした。過日、ご友人の川島清實さんに新宿の三井クラブで、明峰さんとご一緒にお会いになられ、行田吟行の具現化を話し合って下さいました。住田先生が主宰をされているもう一つの、大先輩の「元気に百歳」クラブの俳句サロン「道草」と、合同して開催をしようではないかとの話。さらには行田市俳句連盟の方も何人か入られての実施ということです。
 こうなりますと、もう一つの案の、まさあきさんがここまで調査をして下さっていた「板橋吟行案」を、次回に延期することのご了解をいただかねばなりません。まさあきさんには行田吟行案のその後の経緯をご説明し、快くご了解をいただきましたので、行田吟行案を「元気に百歳」クラブの幹事の方と打ち合わせを進めていくことにしました。

 さて、ここからは句会のご報告です。住田先生は、先ずは、配布して下さった資料「平成百人一句」と「星野高士の俳句世界」で、昭和、平成時代に選ばれている俳人と俳句について説明して下さいました。選ばれている俳人とその句、星野立子以来、その娘である椿と高士の親子、高士は立子にとっては孫になりますが、高浜虚子以来の長い歴史を踏まえて、俳句界の動きを説明して下さいました。そして「それでは今日は、この季語で」と仰って、掲示して下さった今月の席題と、令和初句会に皆さんが詠まれ、その中から皆さんが選句した天賞句と最多得票賞句(☆印)は次の通りです。

 席題1.「風薫る」又は「薫風」
 ◎『癌床の弟へ薫風届けばや』 まさあき
 ◎『薫風や花弁一枚石の上』 瀬音
 ◎『薫風や藍の絆纏ひるがへし』 晶如

 席題2.「カーネーション」
 ◎『カーネーション百寿の母に曾孫より』 竹里

 席題3.当季雑詠の自由題句
 ◎『図書館で爆睡二人風薫る』 栄女(投句)
 ◎『江ノ電の窓明け放つ五月かな』 明峰
 ◎『常の日の一輪挿しは姫女苑』 晶如

 (道人の一句)
  カーネーションピンク主流の令和かな  住田道人

 席題1.では、まさあきさんの句「癌床の弟(おとと)へ薫風届けばや」が天賞一つを獲得しました。病は癌です。弟さんを想うまさあきさんのお気持ちを労い、皆さんは多くを語りませんでした。弟様のご快癒を祈念します。
 次は瀬音さんの句「薫風や花弁一枚石の上」が、天賞一つを獲得しました。どこから舞い降りてきたのか、石の上の花弁一枚、折からの薫風は初夏を漂わせているというところでしょうか。
 最多得票賞(☆印)句は、晶如さんの句「薫風や藍の絆纏ひるがへし」でした。この句は神田明神の三社祭を想い起させます。鯔背な絆纏をひるがえす若衆が見えてくるようです。ただ絆纏は、最近の歳時記では見かけませんが、冬羽織などと一緒に冬の季語であることも記述しておきます。

 席題2.では、後にも先にも竹里さんのこの一句「カーネーション百寿の母に曾孫より」が、天賞二つと最多得票賞(☆印)句に輝きました。温かい家族愛が詠み込まれていて、圧倒的な得票でした。「カーネーション」と「母の日」は、私たちの頭の中では、約束事のようにしっかり繋がっています。句に書かれていなくても、行間には母もしくは母像が浮かんできます。
 今回、カーネーションで母を詠まなかった唯一の句、六訥さんの「カーネーション王妃救出敗れたり」は、無投票句でしたが、マリー・アントワネット王妃を詠まれた句だそうです。私たちには残念ながら、マリー・アントワネットの歴史まで、理解が及びませんでした。

 席題3.の自由題句では、栄女さんの投句「図書館で爆睡二人風薫る」が、天賞二つと最多得票賞(☆印)句に輝きました。この句も圧倒的な票数を獲得しての選句です。風薫る五月の静かな図書館に、爆睡組が二人居るというユーモラスで、ゆったりとしたところが、選者の共感を得ましたね。
 次は明峰さんの句「江ノ電の窓明け放つ五月かな」も、天賞二つを獲得しました。この句は、爽やかな五月、開け放たれた江ノ電の窓には青空が見える。そして、窓いっぱいに相模湾の広がり、景の大きな爽やかな句になりました。
 もう一つ、晶如さんの句「常の日の一輪挿しは姫女苑」が天賞一つを獲得しました。いわば野草として公園や野道に咲く姫女苑です。常の日はその一本を持ち帰って一輪挿しにしておく。一輪挿しの姫女苑が、何か奥ゆかしい花に変身し、特別の輝きを放つというか、気品すら感じるというか、魅力的な句になりましたね。選者の評もまた素晴らしいと思いました。
 選外でありましたが、竹里さんの句「百握り二人そろひて百寿春」について、「百握り」とは、手相の生命線と運命線が一直線に交わっている手相の人を言うそうで、これは稀有だそうです。竹里家には母上様とお孫さんが揃って百握りとは・・・、奇跡かもしれません。住田先生はこの句の下五「百寿春」について、「百寿」は「紀寿」とも言えるので、「百寿春」は「紀寿の春」に言い換えられるとのアドバイスがありました。「紀寿」とはまた、良い言葉を勉強しました。

 本日の二次会は、来月の会場が久松町区民館になるものですから、竹里さんのご配慮があり、久松町の中華料理居酒屋「福」に、セッティングされました。竹里さん有難うございます。令和初の句会、二次会もその通りですが、机上には多種の美酒が並び、話題も豊富であり、私たちも多弁になりました。自然に些か酩酊気味に盛り上がり、余情残心の二次会であったと言えます。
 次回は6月19日です。皆さん、今度は元気に久松町でお会いしましょう。(白然記)

同好会情報

代表者氏名:芦尾 芳司(東京兵庫県人会顧問)
メールアドレス:ashio.yo@diary.ocn.ne.jp
電話番号:045-892-0438
FAX:045-892-0438
会からのメッセージ:【住田先生のご紹介】
 住田道男さんは「元気に百歳」クラブの俳句サロン「道草」を主宰されていて、初心者に俳句を解りやすく指導され、参加者から喜ばれております。
 また似顔絵を得意とされる人気者の明るい先生です。
 NHK全国俳句大会に二年連続して入選されておられ、今なお俳句の奥の深さを研究されています。
活動状況案内:○スケジュール 毎月第三水曜日 13:30〜16:30

○講   師 住田道男 先生
○場   所 中央区集会場(主として人形町区民館)
○費   用 
(1)入会金  2,000円
(2)月謝   1,000円/月
(3)講師謝礼 1,000円/年2回(7月、12月)

○持 参 品 毎回筆記用具はご持参ください
○募集会員数 20名程度
入会のお誘い(WORD):入会のお誘い(WORD)のダウンロード

開講の様子です。皆さん熱心に聴講しています。

作句発表の様子です

住田先生の講評時間です

第一回開催(H23.6.21)の様子

2013年を元気に迎えた俳句サロン「道草」のメンバー

俳句上達と健康を祈願した区民館近くの水天宮様

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