同好会情報:俳句サロン「道草」(俳句)


会員近影 浜離宮・浅草を巡る吟行ツアーにて(H30.11.21)
 俳句サロン「道草」も、お蔭様で9年目に入りました。

 俳句サロン「道草」は、住田先生はじめ会員一同が毎月第三水曜日に元気に集い、楽しく俳句を作っています。教室はいつもの人形町区民館です。11名のメンバーで俳句研鑽に努めており、仲間の増えることを全員で期待しています。
 新しい仲間と一緒に、日本の「四季の移ろい」や古来から伝わる日本文化を学びましょう。そして、日々の生活の「新しみ」「面白み」を、17音に表現しましょう。ご一緒に楽しい時間を過ごすことが出来れば嬉しいです。
 入会されて最初に授業に参加して下されば、一気にこの雰囲気が理解されることを確信しております。あと5名ほどの新会員が増えることを期待しております。最下段の「同好会情報」にあります連絡先、もしくは県人会事務局に、お気軽にご連絡下さい。お待ちしています。

同好会からのお知らせ

2019/9/24:第98回 俳句サロン「道草」を開催しました
 今日は朝から雨が降っていました。家を出る頃には弱い雨でしたが、地下鉄の人形町駅を上がって来ると丁度お昼時で、しかも結構な雨になっていました。往来には傘の花が咲き、ビジネスマンやオフイスレディが、それぞれの道を急いでいました。「秋の雨またよし、今日も俳句で何かを学ぼう」・・・こんな気持ちで人形町区民館に向かいました。

 一昨日は、住田先生、君塚明峰さんのご友人であり、川島奇北さんのお孫さんであられる川島清實さんの招待もあり、行田市長光寺の「奇北忌俳句大会」に、住田先生と君塚明峰さんのお供をして、小生も行って参りました。話の進んでいる11月の「行田合同吟行」の下見も兼ねておりました。詳細はこれから詰めていきますが、開催日は11月20日(水)に決めて来ました。
 さて、本日の「道草」句会のご報告です。ご出席は、太田一光さん、大西六訥さん、久保竹里さん、坂上まさあきさん、伊達瀬音さん、原晶如さんに、白然の7名でした。君塚明峰さんと本間傘吉さんは、別のクラブのご旅行と重なりご欠席、木村栄女さんはお忙しく、別件と重なって欠席されましたが、投句で参加して下さいました。田中空雅さんは、今月も体調が今一つということで、自制され欠席でした。

 住田先生は開講に当って、一昨日の「第21回 奇北忌俳句大会」に参加してきた次第を話されました。参加者が80余名に及び、行田市の市長さんがご挨拶に出られること、そのほか埼玉県俳句連盟の会長さんはじめ、近隣市町の俳句連盟の会長さんと、川島清實さんが選者になられての俳句大会であること、午前11時が締め切りで、参加者がそれぞれ2句ずつを投句したので、選句対象の句数が160句以上になる大きな俳句大会であったというお話でした。
 また、先生の似顔絵描きが、いつもの通り初対面の方々への絶好のお近づきのしるしとなり、大変喜ばれました。長光寺の和尚さん、埼玉県俳句連盟の会長さん、行田市だけではなく各市の会長さんも、選者の方々は全員似顔絵を描いて貰ってニコニコ顔でした。

 それでは本日の「道草」句会のご報告です。住田先生が「今日はこんなところで如何でしょうか」と仰って、提示された今月の席題と、その席題に挑戦した皆さんが詠まれ、提出され、その中から選句された天賞句と最多得票賞句(☆印)は、次の通りです。

 席題1.「秋簾」
 ◎『屋根抜けて闇夜にゆれる秋簾』 竹里     天2☆4
 ◎『松林の風透き抜けり秋簾』 晶如       天1

 席題2.「桃」又は「水蜜桃」
 ◎『暗闇や桃に飛びつくハクビシン』 竹里    天1
 ◎『桃配り終えて帰りの手の軽さ』 まさあき   天1
 ◎『しつかりと桃を片手に持つ翁』 白然     天1
 ◎『桃一つ眺め眺めつ切り惜しむ』 瀬音       ☆5

 席題3.当季雑詠の自由題句
 ◎『どの窓も海を見てゐる良夜かな』 晶如    天1☆4
 ◎『明日子規忌句集再読曼珠沙華』 白然     天1
 ◎『秋夕焼覆ふ眼下の駿河湾』 一光         ☆4
 ◎『終バスに逃げられ仰ぐ月薄し』 栄女       ☆4

(道人の一句)
 大桃や丸ごと皮ごと齧る贅  住田道人

 席題1.では、竹里さんの句「屋根抜けて闇夜にゆれる秋簾」が、天賞二つと最多得票賞(☆印)を獲得されました。先日の台風15号は、千葉県に大きな被害を与えていきました。竹里さんは、その被害を受けられ、今はその修復整理に、獅子奮迅のご活躍中でありますが、ご覧になられた情景を詠まれた句です。まさに季語の「秋簾」が表現されています。
 次に晶如さんの句「松林の風透き抜けて秋簾」が、天賞一つを獲得しました。この句は上五、中七で表現された「松林(しょうりん)の風」と、読者には海に近い、松籟の聞こえる旅館のような場所をイメージさせ、その風が透き抜けていく秋簾を捉え、景で秋の侘しさを表したことが、選者の琴線に触れたのだと思います。

 席題2.でも、竹里さんの詠まれた句「暗闇や桃に飛びつくハクビシン」が、天賞一つを獲得しました。この句も台風一過の情景を詠まれたもので、飢えていたハクビシンが好物の桃を見つけて飛びついた迫力に、それこそ読者が飛びついたのだと思います。竹里さんが講評の時間に「テンは飛びつくが、ハクビシンは飛びつかない」と、いつも見ておられる生態のことを言われましたが、台風の後の飢餓、ハクビシンが落ちている桃を見つけて飛びついたに違いありません。
 次にまさあきさんの句「桃配り終えて帰りの手の軽さ」も、天賞一つを獲得しました。この句はご近所に桃を配り終えた安堵感と、ご近所からいただいたお礼に対する嬉しさを、下五で見事に「手の軽さ」と表わされました。
 もう一つ白然の句「しつかりと桃を片手に持つ翁」も、天賞一つをいただきました。翁が見えてくるということでした。
 最多得票賞(☆印)句は、瀬音さんの句「桃一つ眺め眺めつ切り惜しむ」でした。頂き物の大きな桃一つ、その見事さを中七で「眺め眺めつ」と、角度を変えて何度も眺めつくした情景を表わされ、下五で「切り惜しむ」と結ばれました。情景が見えてくるようです。

 席題3.の自由題句では、最多得票賞(☆印)が三句も出ました。先ずは晶如さんの句です。「どの窓も海を見てゐる良夜かな」が、天賞一つと最多得票賞(☆印)を獲得されました。ご自身も宿を離れて浜辺に出て、お月見をしていて、何気なく後ろを振り向いて見ると、宿のどの窓にも海の方を見ている人の影があるという情景で、本当に良夜でしたね。
 次に一光さんの句「秋夕焼覆ふ眼下の駿河湾」も、最多得票賞(☆印)を獲得しました。この句はゴルフに行った時の情景であられたとか。秋の一日、夕焼けの駿河湾を眼下に見渡された大きな景の句を詠まれました。
 もう一句、投句をされた栄女さんの句「終バスに逃げられ仰ぐ月薄し」が、最多得票賞(☆印)でした。終バスへの乗り遅れ、がっかりなされたことでしょう。見上げた月も薄かったとは・・・。気持ちがよく解りますね。
 白然の句「明日子規忌句集再読曼珠沙華」は、全て漢字で表現したことで、天賞一つをいただきました。曼珠沙華が「季重なり」になっていることと、上五の「明日」は如何なものかとのお言葉をいただきました。もう一考を要しますね。
 選外でしたが、まさあきさんの句「物干しの妻の鼻唄秋の声」が、高得票でした。奥様の鼻唄が秋の声とは・・・。気になる句でした。

 本日の二次会は、銀座の「かんだ」になりました。ご主人が体調を崩されていると伺いました。お見舞い申し上げます。早くお元気をご回復なさいますようお祈りします。女将さんはお元気でした。「かんだ」では、車座に座れる特等席に恵まれまして、吟行のこと、他流試合のこと、俳句の話も弾みました。座を立つ時には雨も止んでおりました。ではまた来月、元気にお会いしましょう。(白然記)

同好会情報

代表者氏名:芦尾 芳司(東京兵庫県人会顧問)
メールアドレス:ashio.yo@diary.ocn.ne.jp
電話番号:045-892-0438
FAX:045-892-0438
会からのメッセージ:【住田先生のご紹介】
 住田道男さんは「元気に百歳」クラブの俳句サロン「道草」を主宰されていて、初心者に俳句を解りやすく指導され、参加者から喜ばれております。
 また似顔絵を得意とされる人気者の明るい先生です。
 NHK全国俳句大会に二年連続して入選されておられ、今なお俳句の奥の深さを研究されています。
活動状況案内:○スケジュール 毎月第三水曜日 13:30〜16:30

○講   師 住田道男 先生
○場   所 中央区集会場(主として人形町区民館)
○費   用 
(1)入会金  2,000円
(2)月謝   1,000円/月
(3)講師謝礼 1,000円/年2回(7月、12月)

○持 参 品 毎回筆記用具はご持参ください
○募集会員数 20名程度
入会のお誘い(WORD):入会のお誘い(WORD)のダウンロード

執務をされる住田先生(H30.9.19)

作句発表の様子です。

住田先生の講評時間です。

坂上まさあきさんへ皆勤賞を贈呈(H29.3.15)

居酒屋浜町亭での二次会にて。(H30.9.19)

俳句上達と健康を祈願した区民館近くの水天宮様

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