同好会情報:俳句サロン「道草」(俳句)


第八回開催(H24.2.23)の様子
 俳句サロン「道草」も、お蔭様で6年目に入りました。

 俳句サロン「道草」は、住田先生はじめ会員一同が毎月第三水曜日に元気に集い、楽しく俳句を作っています。教室はいつもの人形町区民館です。11名のメンバーで俳句研鑽に努めており、仲間の増えることを全員で期待しています。
 新しい仲間と一緒に、日本の「四季の移ろい」や古来から伝わる日本文化を学びましょう。そして、日々の生活の「新しみ」「面白み」を、17音に表現しましょう。ご一緒に楽しい時間を過ごすことが出来れば嬉しいです。
 入会されて最初に授業に参加して下されば、一気にこの雰囲気が理解されることを確信しております。あと5名ほどの新会員が増えることを期待しております。最下段の「同好会情報」にあります連絡先、もしくは県人会事務局に、お気軽にご連絡下さい。お待ちしています。

同好会からのお知らせ

2017/7/23:第72回 俳句サロン「道草」を開催しました
 関東全域を襲った7月18日の雷雨。「これで梅雨も明けますね」とは、テレビでの気象予報官の言葉でしたが、句会開催日の7月19日は、本当に「梅雨明けの日」になったようです。本日の出席は、太田一光さん、大西六訥さん、君塚明峰さん、久保竹里さん、坂上まさあきさん、伊達瀬音さん、原晶如さん、本間傘吉さん、白然の9名。木村栄女さん、田中空雅さん、藤原波古さんが欠席されましたが、波古さんは、投句で参加して下さいました。体調を崩されていた傘吉さんが出席されるかどうかを心配していましたが、元気に登場されましたので、皆さん拍手で迎えられました。

 先月までの1年間で、私たち「道草」は6年目の活動を終えましたので、例年通り6年目を総括する「第六句集」の作成に取り掛かっています。太田編集長のご活躍で、8月「道草」の開催日には、皆さんにこれをお届けすべく鋭意準備中ですので、楽しみにお待ち下さい。今日はそんな次第で「道草」7年目の新年を迎えました。今年も明峰さんが、暑気払いと言いますか、肩の力を抜くようにとのご指示でしょうか、美味なる「水羊羹」を全員に配って下さいました。明峰さん、毎年、本当に有難うございます。

 さて、本日の席題と皆さんが詠まれた句です。冒頭、住田先生から「今日の席題で、皆さんが詠む句の出来上がりが楽しみですね」と、仰っておられましたが、先生には如何感じられましたでしょうか。皆さんが選句された天賞句と最多得票賞句(☆印)は次の通りです。

 席題1.「水羊羹」
 ◎『水羊羹着物姿の似合う女』 傘吉

 席題2.「雷雨」又は「大雷雨」
 ◎『天空の血管となり大雷雨』 明峰
 ◎『大雷雨虚飾の島に活を入れ』 晶如
 ◎『雷雨あり丸切り天の打楽器かな』 瀬音

 席題3.「当季雑詠」の自由題句
 ◎『与へらる時を説きたる師逝く夏』 白然
 ◎『前菜に新玉葱の生めかし』 瀬音
 ◎『鼻歌も朝のシャワーも巴里祭日』 波古(投句)
 (道人の一句)
   大雷雨門前川にまじろぐ間  住田道人

 席題1.では、「水羊羹」が席題になりましたが、傘吉さんの句「水羊羹着物姿の似合う女」が、天賞一つと最多得票賞句(☆印)に輝きました。傘吉さんの体調を心配していた仲間一同、拍手喝さいをしました。水羊羹と着物姿の似合う女性の対照が、圧倒的な得票につながりました。「女」と書いて「ひと」と読ませる法については、少し意見が出ていたことと、「女」から「母」を連想した人が若干いて、嘗て母が水羊羹を出してくれた温かい時間を思い出したようです。いずれにしても、印象に残る句でした。

 席題2.では、直近に経験した「雷雨」が、席題に提示されましたが、明峰さんの句「天空の血管となり大雷雨」が、天賞二つと最多得票賞句(☆印)を獲得しました。この句については、評者は揃って「句のスケールの大きさ」を評価されました。上五、中七で、雷光を「天空の血管」と表現されたこと、これです。次の一句、晶如さんの句「大雷雨虚飾の島に活を入れ」は、最多得票賞には今一歩、及びませんでしたが、天賞三つを獲得しました。中七の「虚飾の島」は、おそらく現状の日本を突きあげた言葉だと思いますし、続く下五の「活を入れ」が、選者の共感を呼び、心を掴んだことは間違いありません。瀬音さんの句「雷雨あり丸切り天の打楽器かな」も天賞一つを獲得しました。評者は、下五で「打楽器かな」と、字余りをされているが、それを超えてなお、雷を「天の打楽器」と発想されたことに敬意を表したいということでした。

 席題3.「当季雑詠」の自由題句では、白然の句「与へらる時を説きたる師逝く夏」が、天賞一つと最多得票賞句をいただきました。句会前日の7月18日に逝去された、日野原重明先生への追悼句でした。最晩年、子供達に「命とは与えられた時間を大切に使うこと」と説いて居られた姿が、テレビで報道されていました。この印象を句にしました。瀬音さんの句「前菜に新玉葱の生めかし」が天賞一つを獲得しました。中七、下五の「新玉葱の生めかし」が、選者の圧倒的な支持を得て、二次会でも、瀬音さんのこの話題で持ちきりになりました。投句でしたが波古さんの句「鼻歌も朝のシャワーも巴里祭日」が、天賞一つを獲得しました。驚いたことに自由題句で、季語を「巴里祭」にして詠んだ句が、二つも提出されました。この句を正しく鑑賞するには、きっと当時のフランス映画「巴里祭」を観なければならないのでしょうが、中七の「朝のシャワーも」が、上五の「鼻歌も」を受けて、絶妙な働きをしていると思いました。

 選外になりましたが、まさあきさんの句「目かつらの若衆も居て盆踊り」も高得点でした。上五の「目かつら」が、私たちには新しい言葉でした。目立ちたがりのサングラスのような「目隠し」をして、踊る若衆を言うようです。選外でしたがもう一句、日野原先生を称えた句がありました。竹里さんの句「夏五輪煩悩越えが惜しまるる」です。この句の中七「煩悩越え」は、「東京五輪の2020年に108歳(煩悩の108を超える筈だったのに」という意味であったようです。難しい句が出てくるようになりました。更にもう一句、最多得票賞に今一歩届かなかった句がありました。明峰さんの句「国訛り持ちて集まる晩夏かな」ですが、評議では下五の「晩夏かな」が、ご本人も気になられていたようで、句にマッチイングしているかどうかということでした。選者のお一人が「暑気払い」では如何かと。「国訛り持ちて集まる暑気払い」と推敲してみますと、これはこれで景が見えてくるという意見が出ておりました。

 二次会は人形町「素材屋」という初めての店でした。竹里さんが新しいお店を探して下さいました。前述したように、瀬音さんの「新玉葱の生めかさ」が、話題の中心になっておりました。10月には丹波への吟行旅行が控えております。その翌日からの赤穂、龍野への「県人会ツアー」に、続けて参加される方もいます。準備も進めなければなりません。次回は8月16日(水)です。お盆の「送り火」の日でありますが、元気に人形町にお集まり下さい。(白然記)

同好会情報

代表者氏名:芦尾 芳司(東京兵庫県人会顧問)
メールアドレス:ashio.yo@diary.ocn.ne.jp
電話番号:045-892-0438
FAX:045-892-0438
会からのメッセージ:【住田先生のご紹介】
 住田道男さんは「元気に百歳」クラブの俳句サロン「道草」を主宰されていて、初心者に俳句を解りやすく指導され、参加者から喜ばれております。
 また似顔絵を得意とされる人気者の明るい先生です。
 NHK全国俳句大会に二年連続して入選されておられ、今なお俳句の奥の深さを研究されています。
活動状況案内:○スケジュール 毎月第三水曜日 13:30〜16:30

○講   師 住田道男 先生
○場   所 中央区集会場(主として人形町区民館)
○費   用 
(1)入会金  2,000円
(2)月謝   1,000円/月
(3)講師謝礼 1,000円/年2回(7月、12月)

○持 参 品 毎回筆記用具はご持参ください
○募集会員数 20名程度
入会のお誘い(WORD):入会のお誘い(WORD)のダウンロード

開講の様子です。皆さん熱心に聴講しています。

作句発表の様子です

住田先生の講評時間です

第一回開催(H23.6.21)の様子

2013年を元気に迎えた俳句サロン「道草」のメンバー

俳句上達と健康を祈願した区民館近くの水天宮様

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