同好会情報:俳句サロン「道草」(俳句)


第八回開催(H24.2.23)の様子
 俳句サロン「道草」も、お蔭様で6年目に入りました。

 俳句サロン「道草」は、住田先生はじめ会員一同が毎月第三水曜日に元気に集い、楽しく俳句を作っています。教室はいつもの人形町区民館です。11名のメンバーで俳句研鑽に努めており、仲間の増えることを全員で期待しています。
 新しい仲間と一緒に、日本の「四季の移ろい」や古来から伝わる日本文化を学びましょう。そして、日々の生活の「新しみ」「面白み」を、17音に表現しましょう。ご一緒に楽しい時間を過ごすことが出来れば嬉しいです。
 入会されて最初に授業に参加して下されば、一気にこの雰囲気が理解されることを確信しております。あと5名ほどの新会員が増えることを期待しております。最下段の「同好会情報」にあります連絡先、もしくは県人会事務局に、お気軽にご連絡下さい。お待ちしています。

同好会からのお知らせ

2017/8/20:第73回 俳句サロン「道草」を開催しました
 8月初めから「東京では16日間連続して雨、これは観測史上の記録」という報道に加え、日照時間が短く野菜が育たないと、今年も嬉しくない天候の異常値が続いています。「道草」の開催された8月16日もやはり雨でした。ご出席は、太田一光さん、木村栄女さん、久保竹里さん、坂上まさあきさん、伊達瀬音さん、本間傘吉さん、白然の7名。大西六訥さん、君塚明峰さん、田中空雅さん、原晶如さん、藤原波古さんが欠席されましたが、波古さんは8月も引き続き、投句で参加して下さいました。

 前号でも少し触れました「第六句集」のこと。一光編集長の大奮闘で、見事に仕上がりました。水浅黄色の表紙の78頁に及ぶ大冊です。皆さんに配布する重たい「第六句集」を、しかも雨の中を、一光編集長は人形町区民館まで持って来て下さいました。有難うございます。早速ご出席の皆さんに配りしました。住田先生も喜んで下さり、皆さんもしばし句集の頁をめくっておられましたが、満足していただけましたでしょうか。

 さて、本日の「道草」開講です。住田先生は、「今日の席題は、8月15日の『終戦記念日』と、8月16日のお盆の『送り火』とが候補になりますが、『終戦記念日』よりも京都の『大文字』、『送り火』を席題にします」と。さらに住田先生は、「最近の天候の悪さは、『戻り梅雨』という季語もありますが、この時期では『秋入梅(あきついり)』の方が適切でしょう。『あきついり』は、難しい字ですが『秋黴雨』とも書きます」と、白板に書いて説明して下さいました。いつもに比べれば、少ない7名の生徒たちでしたが、配布された句集も、先生が配布して下さった「能村研三の世界」の資料も横に収めて、一斉に句を詠むことに傾注していきました。皆さんが詠まれ、選句された天賞句と最多得票賞句(☆印)は次の通りです。

 席題1.「大文字」又は「送り火」」
 ◎『老いてなほ滾る思ひや大文字』 傘吉
 ◎『魂往ぬる日とぞ送り火寧に』 まさあき

 席題2.「秋入梅」又は「秋黴雨」・「あきついり」
 ◎『さて今日は何を羽織るや秋黴雨』 一光

 席題3.「当季雑詠」の自由題句
 ◎『花弁閉ぢし夕べの木槿身の始末』 白然
 ◎『ひらひらと日課の如く秋の蝶』 一光
 ◎『新盆や遺品に馳せる青春譜』 傘吉
 ◎『實山椒の茶漬けでもどや久し振り』 まさあき
 (道人の一句)
   贅暫し湯船に浸かり大文字  住田道人

 席題1.では、傘吉さんの句「老いてなほ滾(たぎ)る思ひや大文字」が、天賞二つを獲得されました。傘吉さんの使われた「滾る」という動詞が、皆さんの琴線に触れたと思われます。余談になりますが、二次会の席上でも「滾る」という動詞が、あちこちで使われました。最多得票賞(☆印)句は、まさあきさんの句「魂往ぬる日とぞ送り火寧に」が選ばれました。選者は、まさあきさんが下五で使われた「寧(ねんごろ)に」に、ほとけ様をお送りする気持ちが込められていることを理解しました。席題1.のコーナーでは、随所で新しい言葉が使われました。

 席題2.では、天賞句が出ませんでしたが、一光さんの句「さて今日は何を羽織るや秋黴雨」が、圧倒的な得票で最多得票賞(☆印)を獲得しました。上五の「さて今日は」と、秋黴雨の鬱陶しい日を受け止め、さて何を羽織ろうかと思う気持ちを、明るく表現されたところが、皆さんの共感を呼んだのだと思います。選外でしたが、まさあきさんの句「キャンデーの旗消れ居る秋入梅」が高得点を獲得していました。

 席題3.の当季雑詠の自由題句では、全句が得票するという白熱状態でしたが、白然の句「花弁閉ぢし夕べの木槿身の始末」が、天賞二つと最多得票賞をいただきました。この時期に散る木槿に、常々感じるところがありました。選者のまさあきさんから「木槿でさえも散り際には、身の始末をつけているのに、人間も・・・」の言葉に、俯くばかりでした。もう一句、一光さんの句「ひらひらと日課の如く秋の蝶」が、天賞二つを獲得しました。毎日、ほぼ同じ時間にベランダに現れる白い蝶、これを中七で「日課の如く」と表現されて、この蝶の訪問に別の意味のあることを読者に感じさせます。含みのある句でした。傘吉さんの句「新盆や遺品に馳せる青春譜」が、天賞一つを獲得しました。初めて迎えるお盆に、遺品から滲んでくる生々しい青春の記録のあれこれが、選者を動かせたと思います。もう一句、まさあきさんの句「實山椒の茶漬けでもどや久し振り」も天賞一つを獲得しました。この句の中七に使われた「茶漬けでもどや」が、新鮮でした。

 選外になりましたが、栄女さんの句「八朔に集ひし老いの額光る」と、瀬音さんの句「幼友ひょっこり来たり終戦日」は、高得点を獲得しました。栄女さんの句は、下五で「額光る」と決められ、集った老人の元気さを見事に表現されていますし、瀬音さんの句は中七と下五にあるように、「終戦記念日にひょっこりと来た」幼友達への思いが、句外に語られていて印象強い句でした。もうお一人、体調を崩されて3か月ご欠席の波古さんですが、3か月連続して投句を送って下さいました。今月の句は「ベランダの葉隠はみだす青蜜柑」でした。ベランダの植物を慈しんでおられるのですね。ご回復を祈念しています。

 二次会は人形町区民館横の「浜町亭」に集まりました。このところ二次会は竹里さんのご配慮で、楽しい時間を過ごさせていただいています。出来上がった句集のこと、今度の吟行のこと、今日の「道草」で使われた新しい言葉のことなど、まさに「お互いの滾る思い」が、随所で花開いていました。次回は9月20日です。皆さん元気に人形町でお会いしましょう。(白然記)

同好会情報

代表者氏名:芦尾 芳司(東京兵庫県人会顧問)
メールアドレス:ashio.yo@diary.ocn.ne.jp
電話番号:045-892-0438
FAX:045-892-0438
会からのメッセージ:【住田先生のご紹介】
 住田道男さんは「元気に百歳」クラブの俳句サロン「道草」を主宰されていて、初心者に俳句を解りやすく指導され、参加者から喜ばれております。
 また似顔絵を得意とされる人気者の明るい先生です。
 NHK全国俳句大会に二年連続して入選されておられ、今なお俳句の奥の深さを研究されています。
活動状況案内:○スケジュール 毎月第三水曜日 13:30〜16:30

○講   師 住田道男 先生
○場   所 中央区集会場(主として人形町区民館)
○費   用 
(1)入会金  2,000円
(2)月謝   1,000円/月
(3)講師謝礼 1,000円/年2回(7月、12月)

○持 参 品 毎回筆記用具はご持参ください
○募集会員数 20名程度
入会のお誘い(WORD):入会のお誘い(WORD)のダウンロード

開講の様子です。皆さん熱心に聴講しています。

作句発表の様子です

住田先生の講評時間です

第一回開催(H23.6.21)の様子

2013年を元気に迎えた俳句サロン「道草」のメンバー

俳句上達と健康を祈願した区民館近くの水天宮様

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