同好会情報:俳句サロン「道草」(俳句)


会員近影 浜離宮・浅草を巡る吟行ツアーにて(H30.11.21)
 俳句サロン「道草」も、お蔭様で9年目に入りました。

 俳句サロン「道草」は、住田先生はじめ会員一同が毎月第三水曜日に元気に集い、楽しく俳句を作っています。教室はいつもの人形町区民館です。11名のメンバーで俳句研鑽に努めており、仲間の増えることを全員で期待しています。
 新しい仲間と一緒に、日本の「四季の移ろい」や古来から伝わる日本文化を学びましょう。そして、日々の生活の「新しみ」「面白み」を、17音に表現しましょう。ご一緒に楽しい時間を過ごすことが出来れば嬉しいです。
 入会されて最初に授業に参加して下されば、一気にこの雰囲気が理解されることを確信しております。あと5名ほどの新会員が増えることを期待しております。最下段の「同好会情報」にあります連絡先、もしくは県人会事務局に、お気軽にご連絡下さい。お待ちしています。

同好会からのお知らせ

2021/7/27:第118回 俳句サロン「道草」を開催しました
 コロナウイルス禍で、一年延期になった東京オリンピックも開会式を控え、いよいよ緊張感が張りつめてきました。それにしても、ここまでの準備段階で、何と問題の多いオリンピックでありましたでしょうか。オリンピック閉会式後には、日本人は心の底から沈着冷静に、日本並びに日本人を見直す必要があるように思えてなりません。

 さて7月の通信句会です。定着して参りました坂上まさあきさんの見事な兼題の提示から、太田一光さん、本間傘吉さんと続く、投句のまとめから選句結果のまとめまで、実に整然と作業が流れていくようです。有難うございます。7月の兼題は、「夕焼け」と「夕顔」、当季雑詠の自由題は、晩夏の句一句、下述の通り皆さんが、爽やかな句を投句して下さり、選句して下さいました。参加したメンバーは全員、下述の方々です。
 太田一光さん、君塚明峰さん、久保竹里さん、坂上まさあきさん、
 伊達瀬音さん、田中空雅さん、本間傘吉さん、白然(8名)。

 揃いました全員3句ずつ、合計24句の投句から、皆さんが選句されて、選び出された天賞句と最多得票賞(☆印)句は、下述の通りです。ご高覧下さい。

 兼題1.「夕焼け」
 ◎『夕焼けを満たして長し千枚田』 明峰            天2☆4
 ◎『夕焼けや子を引き連れて親雀』 竹里           天1
 ◎『夕焼けや入鹿の墓石火照りをり』 空雅         天1

 兼題2.「夕顔」
 ◎『夕顔や路地に昭和のそこはかと』 傘吉         天2☆7

 当季雑詠の自由題(=仲夏=)
 ◎『梅雨空や接種終えても籠る日々』 傘吉         天1
 ◎『添い寝する祖母と寝茣蓙でごろりんこ』 一光     天1
 ◎『茄子といへど指刺さされれば小憎らし』 まさあき     ☆4

 兼題1の「夕焼け」では、明峰さんの句「夕焼けを満たして長し千枚田」が、天賞二つと最多得票賞(☆印)を獲得しました。この句は、天上に広がる見事な夕焼け空の赤が、千枚田には、長く尾を引いたように映っている景を詠まれました。選者はその尾を引く田毎の赤い夕焼けを想像し、一票を投じました。次に竹里さんの句「夕焼けや子を引き連れて親雀」が、天賞一つを獲得しました。辺りの風景が赤く染まる夕焼けの中、子雀を引き連れた親雀が、餌を探し、塒を探し、忙しく移動する。まるで映画の一シーンです。選者はそのシーンに一票です。もう一句、空雅さんの句「夕焼けや入鹿の墓石火照りをり」も、天賞一つを獲得しました。蘇我入鹿の墓石は、奈良の飛鳥寺にある入鹿の首塚のことでしょうか。夕焼けに染まる飛鳥寺の首塚、一度この辺りを散策して見たいですね。

 兼題2の「夕顔」では、傘吉さんの句「夕顔や路地に昭和のそこはかと」が、天賞二つと最多得票賞(☆印)を獲得しました。この句は、「夕顔の咲く路地」と、そこに醸し出されている昭和のイメージ。そして、そこはかと想い出される昭和の時代のいろいろ。昭和生まれの戦前派、戦中派の人間にとっては、胸が熱くなって来る句です。お見事!
 選外ですが、白然の句「夕顔や三味の音のする人形町」が、高得票を頂戴しました。有難うございます。この人形町も、町の人が造り上げた昭和、三味の音のような昭和が、そこはかと流れる町であると思うのですが、如何でしょうか。

 当季雑詠の自由題では、傘吉さんの句「梅雨空や接種終えても籠る日々」が、天賞一つを獲得しました。何時まで続くのかコロナ禍、常に心に重たいものを引き摺っている、もつれた糸がほぐれないような、今の世相そのものを詠まれました。俳人小川軽舟著「俳句と暮らす」に「俳句とは記憶の抽斗を開ける鍵のようなもの」という一文があります。この句は、まさにその一つだと思いました。次に一光さんの句「添い寝する祖母と寝茣蓙でごろりんこ」が、天賞一つを獲得しました。この句は、幼い頃の思い出ではないでしょうか。きっとお婆さんが寝茣蓙で昼寝でもしておられるときに、横に潜り込んでいかれた幼き時代の思い出です。天賞推挙のコメントに「こういう景に弱いのです。下五のごろりんこが効いている」とありましたが、何かホッとしました。
 もう一句、天賞は付きませんでしたが、まさあきさんの句「茄子といへど指刺されれば小憎らし」が、最多得票賞(☆印)を獲得しました。茄子には棘のあること、これを知らなければ解りませんが、茄子の「へた」には棘があるので要注意です。誤ってふっと指を指せば「アッ、イタッ!」です。小憎らしい気がしてきます。選者からは「痛かったでショウ」の一票です。

 第十句集の準備も進んでいます。「十周年記念号」の発刊という逸った気持と言いますか、「肩に力の入り過ぎ」状態は、免れられません。もう少し心を落ち着けて、一歩、一歩、原稿を纏めていくことにしましょう。明日は久し振りに全員が揃って、第十句集用の写真撮影を実施します。これもまた良い思い出になれば嬉しいです。                                                       (白然記)





同好会情報

代表者氏名:芦尾 芳司(東京兵庫県人会顧問)
メールアドレス:ashio.yo@diary.ocn.ne.jp
電話番号:045-892-0438
FAX:045-892-0438
会からのメッセージ:【住田先生のご紹介】
 住田道男さんは「元気に百歳」クラブの俳句サロン「道草」を主宰されていて、初心者に俳句を解りやすく指導され、参加者から喜ばれております。
 また似顔絵を得意とされる人気者の明るい先生です。
 NHK全国俳句大会に二年連続して入選されておられ、今なお俳句の奥の深さを研究されています。
活動状況案内:○スケジュール 毎月第三水曜日 13:30〜16:30

○講   師 住田道男 先生
○場   所 中央区集会場(主として人形町区民館)
○費   用 
(1)入会金  2,000円
(2)月謝   1,000円/月
(3)講師謝礼 1,000円/年2回(7月、12月)

○持 参 品 毎回筆記用具はご持参ください
○募集会員数 20名程度
入会のお誘い(WORD):入会のお誘い(WORD)のダウンロード

執務をされる住田先生(H30.9.19)

作句発表の様子です。

住田先生の講評時間です。

坂上まさあきさんへ皆勤賞を贈呈(H29.3.15)

居酒屋浜町亭での二次会にて。(H30.9.19)

俳句上達と健康を祈願した区民館近くの水天宮様

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