同好会情報:俳句サロン「道草」(俳句)


会員近影 浜離宮・浅草を巡る吟行ツアーにて(H30.11.21)
 俳句サロン「道草」も、お蔭様で9年目に入りました。

 俳句サロン「道草」は、住田先生はじめ会員一同が毎月第三水曜日に元気に集い、楽しく俳句を作っています。教室はいつもの人形町区民館です。11名のメンバーで俳句研鑽に努めており、仲間の増えることを全員で期待しています。
 新しい仲間と一緒に、日本の「四季の移ろい」や古来から伝わる日本文化を学びましょう。そして、日々の生活の「新しみ」「面白み」を、17音に表現しましょう。ご一緒に楽しい時間を過ごすことが出来れば嬉しいです。
 入会されて最初に授業に参加して下されば、一気にこの雰囲気が理解されることを確信しております。あと5名ほどの新会員が増えることを期待しております。最下段の「同好会情報」にあります連絡先、もしくは県人会事務局に、お気軽にご連絡下さい。お待ちしています。

同好会からのお知らせ

2019/8/26:第97回 俳句サロン「道草」を開催しました
 朝から雨を気にしながらの人形町行きでした。なのに、傘を忘れて来てしまい、正午過ぎに人形町に到着したときは、まだ雨の気配はなく、ホッと胸を撫で下ろしました。甘酒横丁で昼食を摂り、人形町区民館に入りますと、すでに久保さんと原さんは、到着されていました。
 本日のご出席は、太田一光さん、大西六訥さん、君塚明峰さん、木村栄女さん、久保竹里さん、坂上まさあきさん、伊達瀬音さん、原 晶如さん、本間傘吉さん、白然の10名でした。今月も体調優れず田中空雅さんは欠席、投句もありませんでした。お大事になさって下さい。
 明峰さんが、いつも買って来て下さる黒松本舗、草月庵の銘菓「黒松」は、お店がお休みということが分かり、今日は「とらや」の最中を買って来て下さいました。明峰さん、いつも、いつも有難うございます。

 住田先生のお話は『今日はパーフェクトの日です』から始まりました。私たち「道草」では、パーフェクトと言えば、提示される席題三つで、全て天賞を獲得し、併せてその句が最多得票賞(☆印)に輝くことを「パーフェクトの日」として、称賛を浴びることになります。実は、6月の「道草」で、我らのまさあきさんが、この偉業を達成なさいました(おめでとう!大拍手!)。そのことに関係があるのかなと、先生のお話の続きを待っていましたら、今から49年前の8月21日が、プロボウラーの中山律子さんが、初めてパーフェクトゲームを記録した日であったとのこと。ボウリング全盛時代の頃を思い出しました。ただ、私たちの話題は、再びまさあきさんの「俳句のパーフェクト達成」の話に戻り、次は誰が・・・という話になりました。

 それでは、本日の「道草」句会のご報告を致します。住田先生が、提示された今月の席題と、皆さんが張りつめた沈黙の空気の中で詠まれ、その中から選句された天賞句と最多得票賞句(☆印)は、次の通りです。

 席題1.「流星」又は「星飛ぶ」
 ◎『山並をすべて沈めて流れ星』 まさあき   天3☆6
 ◎『流星友の訃報のまた届く』 一光      天1
 ◎『流れ星一升びんでかつとばす』 竹里    天1

 席題2.「法師蝉」又は「つくつくぼうし」
 ◎『線香の一すじ薫り法師蝉』 晶如        ☆6

 席題3.当季雑詠の自由題句
 ◎『炎天下泣く球児らの青春譜』 傘吉     天2
 ◎『秋暑し身を弾ませてJAZZの中』 晶如  天1☆6
 ◎『秋めくや風の旋律やわらかに』 明峰    天1
 ◎『ずぶ濡れてゆらり黒と白秋の蝶』 一光   天1
 ◎『風死すも気配で開く自動ドア』 栄女    天1

 (道人の一句)
  耳鳴りを増幅させるや法師蝉  住田道人

 席題1.の冒頭は、今月もまさあきさんの句「山並をすべて沈めて流れ星」が選ばれました。天賞三つと最多得票賞(☆印)の獲得です。周囲の山並の影が静まる暗黒の中、空中をすーっと流れ星の光が走る。選者はこの瞬間を捉えたまさあきさんの感性を見逃がすことなく、一票を投じました。白然はこの時点で、一昨年、吟行で訪問した丹波柏原の夕刻迫る山並の情景が甦ってきました。不覚でした。
 次は一光さんの句「流星(ながれぼし)友の訃報のまた届く」が天賞一つを獲得しました。老いゆく私たちには、友の訃報は残念ながら増えてきています。その別れと哀感を受け止める覚悟が、選者の共感を捉えたのでしょう。
 もう一句、竹里さんの句「流れ星一升びんでかつとばせ」が、天賞一つを獲得しました。この句は、何と言っても中七、下五の「一升びんでかつとばせ」が、選者の琴線を振るわせました。流れ星が流れている間に、願いごとを唱えると叶うとか。これは昔から言われていたことでも、それを成功させた話は聞いたことがありませんし、自分自身が叶えた試しもありません。いっそのこと「一升瓶を振り回せ」ば、さぞかし痛快であったでしょう。

 席題2.からは、天賞句は生まれませんでした。ここでは晶如さんの句「線香の一すじ薫り法師蝉」が、最多得票賞(☆印)を獲得しました。住田先生も仰っていましたが、席題としての「法師蝉」は、難しかったのかも知れません。法師蝉と線香の煙一すじの取り合わせ、お盆過ぎですが、線香の薫りが選者を捉えました。
 選外でしたが傘吉さんの句「法師蝉移る季節の余韻かな」が、高高得票句でした。法師蝉が鳴きだせば、季節もいよいよ秋に移りますか。

 席題3.の自由題句では、傘吉さんの句「炎天下泣く球児らの青春譜」が、天賞二つを獲得しました。この句は甲子園の高校球児の一挙一動の結果として、泣く球児らが出てきます。テレビはそれを追ってくれます。まさに青春譜以外の何ものでもありません。今夏の優勝戦、履正社高と星陵高の熱戦も観ていて痺れましたね。
 次に、晶如さんの句「秋暑し身を弾ませてJAZZ(ジャズ)の中」が、天賞一つと最多得票賞(☆印)を獲得されました。この句は読んだ瞬間、脳裡に「野外ジャズコンサート」の情景が現われて、その中で身体を揺すらせ、踊る若者がクローズアップされてきます。若さが羨ましくなる句、その元気に一票ですね。
 次は明峰さんの句「秋めくや風の旋律やわらかに」が、天賞一つを獲得しました。この句は中七の「風の旋律」を下五の「やわらかに」と受け止め、秋の風音にロマンを預けました。古今和歌集、藤原敏行朝臣の歌「秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞ驚かれぬる」が、思い起こされる一句です。
 さらに一光さんの句「ずぶ濡れてゆらり黒と白秋の蝶」が、天賞一つを獲得しました。この句は中七の「ゆらり黒と白」の字余りに、句の余韻を含ませたことが効果的でした。雨の中の秋の蝶が、葉陰に身を潜める情景を見事に捉えました。
 もう一句、栄女さんの句「風死すも気配で開く自動ドア」が、天賞一つを獲得しました。上五の「風死すも」に、読者はドキリとさせられ、しかも中七、下五の表現が「気配で動く自動ドア」とは、夏にはお誂えのミステリアスな句になっていて、面白いです。

 自由題句の選外になりましたが、六訥さんの句「絵日記をうずめ八月終わりけり」と竹里さんの句「破(わ)れ鍋に綴じ蓋騒ぐ盆の月」も高得票を獲得していました。まさあきさんの句「螳螂の折り重なりて後静」が、螳螂の生態を描写した句であり、この句も話題になりました。

 本日の二次会は、嘗て訪問したことのある、住田先生が、女将さんの似顔絵を描いて下さった門前仲町の尾酒屋「だるま」に、それこそ7年ぶりにお邪魔しましたが、女将さんはその頃のことを、もうすっかり忘れていました。私たちにとっては和やかな楽しい二次会ではありましたが、その辺りがちょっと残念でしたか。こういうケースの男性諸氏のロマンな一面が話題になりましたが、世の中、まぁこんなところでしょうね。それと、今日は雨に降られないかと心配しましたが、僅かな時間、ちょっと降らはしたものの、大事に至らなかったのは幸いでした。感謝、感謝です。
 次回は9月18日になります。皆さん、元気に集まりましょう。(白然記)

同好会情報

代表者氏名:芦尾 芳司(東京兵庫県人会顧問)
メールアドレス:ashio.yo@diary.ocn.ne.jp
電話番号:045-892-0438
FAX:045-892-0438
会からのメッセージ:【住田先生のご紹介】
 住田道男さんは「元気に百歳」クラブの俳句サロン「道草」を主宰されていて、初心者に俳句を解りやすく指導され、参加者から喜ばれております。
 また似顔絵を得意とされる人気者の明るい先生です。
 NHK全国俳句大会に二年連続して入選されておられ、今なお俳句の奥の深さを研究されています。
活動状況案内:○スケジュール 毎月第三水曜日 13:30〜16:30

○講   師 住田道男 先生
○場   所 中央区集会場(主として人形町区民館)
○費   用 
(1)入会金  2,000円
(2)月謝   1,000円/月
(3)講師謝礼 1,000円/年2回(7月、12月)

○持 参 品 毎回筆記用具はご持参ください
○募集会員数 20名程度
入会のお誘い(WORD):入会のお誘い(WORD)のダウンロード

執務をされる住田先生(H30.9.19)

作句発表の様子です。

住田先生の講評時間です。

坂上まさあきさんへ皆勤賞を贈呈(H29.3.15)

居酒屋浜町亭での二次会にて。(H30.9.19)

俳句上達と健康を祈願した区民館近くの水天宮様

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