同好会情報:俳句サロン「道草」(俳句)


第八回開催(H24.2.23)の様子
 俳句サロン「道草」も、お蔭様で6年目に入りました。

 俳句サロン「道草」は、住田先生はじめ会員一同が毎月第三水曜日に元気に集い、楽しく俳句を作っています。教室はいつもの人形町区民館です。11名のメンバーで俳句研鑽に努めており、仲間の増えることを全員で期待しています。
 新しい仲間と一緒に、日本の「四季の移ろい」や古来から伝わる日本文化を学びましょう。そして、日々の生活の「新しみ」「面白み」を、17音に表現しましょう。ご一緒に楽しい時間を過ごすことが出来れば嬉しいです。
 入会されて最初に授業に参加して下されば、一気にこの雰囲気が理解されることを確信しております。あと5名ほどの新会員が増えることを期待しております。最下段の「同好会情報」にあります連絡先、もしくは県人会事務局に、お気軽にご連絡下さい。お待ちしています。

同好会からのお知らせ

2018/10/22:第87回 俳句サロン「道草」を開催しました
 月に一度、丁度お昼時に入る人形町です。そして、いつも同じカフェで軽いランチにしますので、街の食事処は殆ど記憶できていません。確か定食屋さんであった筈が、いつの間にかレストランに変わっていることに気づき、驚くこともあります。人形町のお昼どきは、ビジネスマンやOLのランチとぶつかり、いつ来ても賑やかですが、お店一軒一軒が商いを永く続けることは、容易ではないのでしょうね。10月17日(水)、人形町区民館に集まる「道草」仲間は不変です。
 本日のご出席は、太田一光さん、君塚明峰さん、木村栄女さん、久保竹里さん、坂上まさあきさん、伊達瀬音さん、本間傘吉さん、白然の8名です。大西六訥さん、田中空雅さん、原晶如さんが、ご都合でお休みになりました。ただ空雅さんは、投句で参加して下さいました。

 開講に当たって、住田先生が配布して下さった資料『鼎談「平成」と俳句』は、俳句界の置かれている環境と、これからについて、特にインターネット環境での結社という俳句界の運営形態と俳句の在り方を、著名なお三方が座談形式で語っているものです。俳句界の現状と問題点については、住田先生には先月に引き続き、連続して詳しく解説していただくことになりました。芭蕉や蕪村の時代も、近代に入って子規、虚子の時代でもそうでしたが、俳句界の指導者の在り方について、そう簡単に解を得ることは出来ません。伝統俳句を献身的に指導して下さる住田先生の訓えを享受し、信頼のおける仲間たちの集団「道草」が、侃々諤々、俳句について話し合う中で、これからも充実した時間を過ごすことが出来ればと願うばかりです。

 住田先生から提示された本日の席題と、皆さんが詠み且つ選句された天賞句と最多得票賞句(☆印)は、次の通りです。

席題1.「漸寒(ややさむ)」又は「やや寒し」
◎『やや寒し丸き背中の猫の午後』 栄女
◎『一杯の寝酒たしなむやや寒し』 明峰
◎『漸寒のこの二三日蟄居する』 瀬音
◎『貧打戦野次もそこそこやや寒し』 白然

席題2.「林檎」
◎『道の駅林檎二つの籠残り』 栄女

席題3.当季雑詠の自由題句
◎『豊葦原吹き剥がしてや野分往く』 まさあき
◎『思はずも杖が先行く秋日和』 明峰
◎『大仏の歩きたいよな秋日和』 栄女
◎『女房も美女と見紛ふ月夜かな』 傘吉
(道人の一句)
 日照欲し半分青い林檎かな  住田道人

 席題1.では、天賞句は生まれず、同票で最多得票賞句(☆印)が、四句並ぶという珍しいことが起こりました。「団栗の背比べ」の句が、並んだということでしょうか。先ずは栄女さんの句「やや寒し丸き背中の猫の午後」、次に明峰さんの句「一杯の寝酒たしなむやや寒し」、そして瀬音さんの句「漸寒のこの二三日蟄居する」、白然の句「貧打戦野次もそこそこやや寒し」がその四句で、さらに一票差の選外句では、竹里さんの句「やや寒や腹にしみ入るひやおろし」と、傘吉さんの句「やや寒し誰に捧げるレクイエム」が続きました。どの句も「もう一つ突出した佳句ではなかった」ということでしょう。

 席題2.でも、天賞句に選ばれる句は出ませんでした。栄女さんの句「道の駅林檎二つの籠残り」が、最多得票賞(☆印)を獲得しました。林檎が二つ入った籠が残っていたのか、林檎の入った籠が、二つ残ったのか、この句からの判断は難しいですが、台風の多かった今秋、林檎の収穫も気になるところ。少なくなった籠の数から、訪れた道の駅の寂しさが伝わってきます。その辺りが読者の琴線に触れたのだと思われます。この句は高得点の最多得票賞句(☆印)でありました。また選外句では、竹里さんの句「歯が欠けて林檎の噛めない口惜しさ」と、瀬音さんの句「林檎剥き一筆書きに擬える」が次点句になりました。瀬音さんの句の下五「擬(なぞら)える」が、「これはまた新しいフレーズが出てきましたね」と、意見が飛び交いました。

 席題3.の自由題句では、まさあきさんの句「豊葦原吹き剥がしてや野分け往く」が、天賞四つを獲得されました。しかも獲得した全得票が天賞というものでした。上五で古語の「豊葦原」という日本国の美称を使われたことに、皆さんの称讃が集まりました。しかも今秋、連続して来襲した台風は、我が豊葦原の天地を剥がすように吹き荒れ、被害を残していきました。中七の「吹き剥がしてや」が、強く心に迫まってきます。次に明峰さんの句「思はずも杖が先行く秋日和」が、天賞三つを獲得されました。この句も投票された選者全てが、天賞という評価をされました。上五、中七の「思はずも杖が先行く」という表現によって、杖の人の在り様が、選者の脳裡に明確に映し出されたことでしょう。また栄女さんの句「大仏の歩きたいよな秋日和」が、天賞一つと最多得票賞句(☆印)に輝きました。「上五を『大仏も』にしてはどうか」との意見も出ましたが、「ここは『大仏の』とするのが正統であり、句としてまとまる」との意見が多くありました。それにしましても、今日は「栄女さんの日」になりましたね。三句とも最多得票賞句(☆印)に輝き、自由題句は天賞句です。栄女さん!おめでとうございます。そして傘吉さんの句「女房も美女と見紛ふ月夜かな」も天賞一つを獲得しました。ご存命中の奥様を改めて見直した傘吉さんのある月夜の幸せ感・・・。教室にしみじみした雰囲気が一瞬流れました。選外でしたが、瀬音さんの句「魚市場賑わい去りて囮籠(おとりかご)」が、築地魚市場の移転とその状況を見事に捉えた句であり、「囮(おとり)」という「秋の季語」は、初めて知ったとの意見が出ていました。空雅さんの投句「秋晴れやピッチ駆ける子初出番」も話題になりました。我が子の初出番は、親父様の一番嬉しい日になられたことでしょう。

 二次会は、今月も「浜町亭」にお邪魔しました。話題はすぐに来月の「吟行」のことになりました。住田先生が準備して下さった「吟行七つ道具」を、皆さんに配布していただきました。明峰さんがお世話下さる浜離宮から浅草への吟行ツアー。明峰さん有難うございます。よろしくお願いします。浜離宮から浅草へは水上バスでの短いながらもツアーです。皆さんからどんな句が生まれてくるやら。楽しみは倍加しますね。二次会でも話題になりましたが、当日の11月21日(水)が、必ずしも好天に恵まれるとは限りません。当然のことながら「雨天決行」です。「雨もまた良し!」ではないですか。皆さん元気にJR新橋烏森口改札前に集合しましょう。(本日、ご欠席の方には、別途お知らせ致します。お待ち下さい)(白然記)

同好会情報

代表者氏名:芦尾 芳司(東京兵庫県人会顧問)
メールアドレス:ashio.yo@diary.ocn.ne.jp
電話番号:045-892-0438
FAX:045-892-0438
会からのメッセージ:【住田先生のご紹介】
 住田道男さんは「元気に百歳」クラブの俳句サロン「道草」を主宰されていて、初心者に俳句を解りやすく指導され、参加者から喜ばれております。
 また似顔絵を得意とされる人気者の明るい先生です。
 NHK全国俳句大会に二年連続して入選されておられ、今なお俳句の奥の深さを研究されています。
活動状況案内:○スケジュール 毎月第三水曜日 13:30〜16:30

○講   師 住田道男 先生
○場   所 中央区集会場(主として人形町区民館)
○費   用 
(1)入会金  2,000円
(2)月謝   1,000円/月
(3)講師謝礼 1,000円/年2回(7月、12月)

○持 参 品 毎回筆記用具はご持参ください
○募集会員数 20名程度
入会のお誘い(WORD):入会のお誘い(WORD)のダウンロード

開講の様子です。皆さん熱心に聴講しています。

作句発表の様子です

住田先生の講評時間です

第一回開催(H23.6.21)の様子

2013年を元気に迎えた俳句サロン「道草」のメンバー

俳句上達と健康を祈願した区民館近くの水天宮様

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