同好会情報:俳句サロン「道草」(俳句)


会員近影 浜離宮・浅草を巡る吟行ツアーにて(H30.11.21)
 俳句サロン「道草」も、お蔭様で9年目に入りました。

 俳句サロン「道草」は、住田先生はじめ会員一同が毎月第三水曜日に元気に集い、楽しく俳句を作っています。教室はいつもの人形町区民館です。11名のメンバーで俳句研鑽に努めており、仲間の増えることを全員で期待しています。
 新しい仲間と一緒に、日本の「四季の移ろい」や古来から伝わる日本文化を学びましょう。そして、日々の生活の「新しみ」「面白み」を、17音に表現しましょう。ご一緒に楽しい時間を過ごすことが出来れば嬉しいです。
 入会されて最初に授業に参加して下されば、一気にこの雰囲気が理解されることを確信しております。あと5名ほどの新会員が増えることを期待しております。最下段の「同好会情報」にあります連絡先、もしくは県人会事務局に、お気軽にご連絡下さい。お待ちしています。

同好会からのお知らせ

2020/9/1:第107回 俳句サロン「道草」開催しました。
第107回 ふるさとひょうご俳句サロン「道草」開催(通信句会4)

 8月下旬を迎えても、発生した新型コロナウイルス感染者拡大の第二波は、まだまだ衰えることはないと言えるのでしょう。4日連続感染病数250人以上の罹患者増加の不気味さは依然として消えません。このウイルス禍は、常に心身を圧迫する重たい空気を漂わせています。こんな圧迫感を跳ね除けるために、せめて俳句の感覚を忘れることなく暮らして居たいし、俳句に興ずる余裕は持っていたいものです。
 8月もまた、住田道人先生にお願いをしまして、第4回「通信句会」を実施していただきました。参加された方々は、太田一光さん、君塚明峰さん、木村栄女さん、久保竹里さん、坂上まさあきさん、伊達瀬音さん、本間傘吉さん、白然の8名。今回は田中空雅さんが体調不良のため、大事を取られて欠席しました。

 通信句会も4回目ぐらいになりますと、次第に様子が判ってきます。住田先生から8月10日に兼題をいただくと、15日には、私たちは詠んだ句を先生に提出し、先生から参加者が詠んだ句の兼題別一覧表が、参加者に郵送されてきます。私たちはこの一覧表により、20日までに選句を終えて、住田先生に提出します。22日には清書された句会記録が、先生から私たちに郵送されてくるという、約2週間に及ぶ句会になります。今回の兼題と、皆さんが詠んだ句から皆さんが選句して、天賞句、並びに最多得票賞(☆印)句の栄に輝いた方々は、次の通りです。

 兼題1.「秋立(あきた)つ」又は「今朝(けさ)の秋(あき)」
 ◎『一天は青く斬れゆく今朝の秋』 栄女     天4☆5
 ◎『線香の煙真つ直ぐ今朝の秋』 まさあき   天1
 ◎『今朝の秋コーヒー立てて聞く香かな』 瀬音     天1
 ◎『今朝の秋記録記録を他所(よそ)に聞き』 竹里     天1

 兼題2.「新豆腐(しんどうふ)」
 ◎『昼酒のあては切れ良き新豆腐』 白然     天1☆4
 ◎『贅沢もほどほどに良し新豆腐』 瀬音       ☆4

 当季雑詠の自由題(初秋)
 ◎『瓢(ひよう)として八十余年秋の来る』 明峰     天1
 ◎『すつぽりと霧覆う村三日過ぎ』 一光       ☆5
 ◎『肌を過ぐる風さまざまの八月来』 白然       ☆5

   (道人の一句)
 掌にのせて包丁入れるや新豆腐  住田道人

 兼題1.では、栄女さんの句「一天は青く斬れゆく今朝の秋」が、天賞四つと最多得票賞(☆印)を獲得されました。この句はやはり中七の「青く斬れゆく」が、大空の青さを言い表し、秋空の壮大さを感じますね。季語の「今朝の秋」に対しては、少し早い季に当るのでしようか。次に、まさあきさんの句「線香の煙真つ直ぐ今朝の秋」が、天賞一つを獲得しました。朝、お香立てをする優雅さ、これくらいの余裕がなければと思うことでした。次に瀬音さんの句「今朝の秋コーヒー立てて聞く香かな」も、天賞一つを獲得しましたが、この余裕も持つ時間もまた貴重であると、しっかり頷くことでした。次の竹里さんの句はコロナウイルス禍が表されている句「今朝の秋記録記録を他所に聞き」は、何とも切ない現状です。用意周到の準備をし、本当に他所に聞く境地が、望まれるように思われます。

 兼題2.では、白然の句「昼酒のあては切れ良き新豆腐」が、天賞一つと最多得票賞(☆印)をいただきました。出来立ての「第九句集」を、お待ちになっていた傘吉さんに、横浜でお渡ししたとき、ちょっとご一緒に昼酒を頂戴しました。そのときの「豆腐」を思い起こしました。瀬音さんの句「贅沢もほどほどに良し新豆腐」も、最多得票賞(☆印)を獲得されました。このような優雅なひと時を、選者も共感されたのでしょう。

 自由題では、君塚さんの句「瓢として八十余年秋の来る」が、天賞一つを獲得されました。上五の「瓢として」には、「瓢の如く飄然と」の思いが、込められているのだと思います。「八十余年の秋」という来し方が、人生の何かが、瓢の姿に似ていると思われたのでしょうか。「お見事!」と、感じた次第です。次に一光さんの句「すつぽりと霧覆う村三日過ぎ」が、最多得票賞(☆印)を獲得しました。中七、下五に表した「霧覆う村三日過ぎ」が、幻想的なシーンを選者に共感させたのでしょう。中でも下五の「三日過ぎ」という状態を示した期間が、実にファンタジーではないでしょうか。白然の句「肌を過ぐる風さまざまの八月来」も、最多得票賞(☆印)をいただきました。古来、秋は「目には清かに見えない秋」を、風に驚くと言います。何とか俳句で捉まえることが出来たらと、無謀に挑戦しました。思えば8月のさまざまな風に、人間の暮らしの中の「移ろい」が、捉えきれないほどあるのだろうなと思いました。感じたいものですね。

 先月は「半夏生」という「季語」に、学ぶことが多くありました。日本人の暮らしの中に捉える「移ろい」の巧妙さというか、懸命さというか、多くのことを感じましたが、今月は「今朝の秋」に学びました。また「日本語の表現は常に進歩している」という金田一先生の活動にも学ぶことがありました。自分自身の硬直性を、柔軟性のなさを反省しました。九月がどんな「道草」句会になるかは、集合しての句会か、通信句会か、今、まだ言うことは出来ませんが、一つだけ言えることは「良い句会、楽しい句会にしたい」という気持の旺盛なことです。どうぞ皆さんよろしくお願い申し上げます。

(白然記)

同好会情報

代表者氏名:芦尾 芳司(東京兵庫県人会顧問)
メールアドレス:ashio.yo@diary.ocn.ne.jp
電話番号:045-892-0438
FAX:045-892-0438
会からのメッセージ:【住田先生のご紹介】
 住田道男さんは「元気に百歳」クラブの俳句サロン「道草」を主宰されていて、初心者に俳句を解りやすく指導され、参加者から喜ばれております。
 また似顔絵を得意とされる人気者の明るい先生です。
 NHK全国俳句大会に二年連続して入選されておられ、今なお俳句の奥の深さを研究されています。
活動状況案内:○スケジュール 毎月第三水曜日 13:30〜16:30

○講   師 住田道男 先生
○場   所 中央区集会場(主として人形町区民館)
○費   用 
(1)入会金  2,000円
(2)月謝   1,000円/月
(3)講師謝礼 1,000円/年2回(7月、12月)

○持 参 品 毎回筆記用具はご持参ください
○募集会員数 20名程度
入会のお誘い(WORD):入会のお誘い(WORD)のダウンロード

執務をされる住田先生(H30.9.19)

作句発表の様子です。

住田先生の講評時間です。

坂上まさあきさんへ皆勤賞を贈呈(H29.3.15)

居酒屋浜町亭での二次会にて。(H30.9.19)

俳句上達と健康を祈願した区民館近くの水天宮様

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